整備士奮闘記

2023.11.23

H21 KDH201 ハイエース アクセルを踏んでも加速が鈍く異音(吸入音)がする。

最近アクセルを踏んでも加速が鈍くシューっと変な音がする。と修理依頼をいただきまた。

試乗をした結果は確かにアクセルを踏んでも加速が鈍く、運転席の下辺りからシュ~っと吸入音がします。

運転席とエンジンカバーを取り外しターボチャージャー付近を確認…
ターボコンプレサーに刺さっているダクトが何やら変だぞ(=_=)!

ダクト(正式名:コンプレサーアウトレットエルボーパイプ)が根本からパックリ(゚д゚)!割れてました。
恐らくエンジンの熱や振動等でプラスチックが劣化して破損した可能性がありますね。

早速部品を注文し部品を確認しましたら、この型のハイエースはこの部品が破損するのが多発するみたいで、本体素材がプラスチックからアルミなり差込口がゴムホースに変更されてるみたいでした。
対策品ですね。メーカーさんは部品の弱点を克服する為に日夜改良に励んでいるんですね(ToT)

無事に部品交換を終了。
試乗した結果、力強く加速し吸入音も止まりました。
     担当整備士:S.T

皆様も愛車の加速が悪くなったり異音が鳴る等の不具合が有りましたら重大な故障を引き起こす可能性も在りますので早急に弊社にご相談下さい。

2023.06.18

H22 SH5フォレスター 166651Km 走行中チェックランプ点灯 

走行中に突然エンジンチェックランプが点灯したが、エンジンの調子は別に悪くな

かったが…と点検依頼を頂きました。

※今回車両の写真を撮り忘れました(-_-;)。

気を取り直して、診断機にてダイアグを点検…P1410 二次エアーコンビバルブ開放。
このバルブ簡単に説明すると排気ガスをクリーンにする為の物です。
水平対向エンジンの左右に1個づつ合計2個付いてます。

早速交換の作業へ取り掛かります。修理書を参照にまずインタークーラーを外して…えっ!インマニ外さないとダメなの~(゚д゚)!
簡単に外れるでしょ…えっ!えっ!
これもあれもそれも外すの!
強敵と格闘の末、やっと外れました。
もちろんお客様には今回の部品と工賃合わせて結構な高額になりますよ!とご説明の後にご了承を頂きました。

これが大ボスインマニの下に隠れていた右側のコンビバルブです。やっと会えたときに涙が(T_T)出そうでした。これはインマニを外さないと交換出来ませんわ!
ネットで調べましたら外さずに浮かして?交換している強者がいるとかいないとか。しゅげ~(+_+)

こちらは左側です。左側はインマニ外さなくても交換できますが、左右同時交換が望ましいのでインマニ脱着は避けては通れないかと。
どうもこのバルブの中に水分が入って錆たりしてバルブの動きが悪くなって警告灯が点灯するそうです。
左右のバルブを交換し外したホース類が経年劣化で割れている物やパッキン類をすべて新品に交換し無事に警告灯も消えました。

      担当整備士S.T

2023.06.12

H20 L275S ミラ 51783Km ドアを閉めているがドアブザーが鳴る時が有る。

お客様より全ドアが閉まっているにも関わらず、時々半ドアのブザー(ピーピー…)が鳴り、ドアロックを掛けて駐車していると突然イモビライザーのホーンが大音量で鳴るとの事で修理依頼を頂きました。

ミラ2

まずは各ドアのカーテシスイッチの点検からです。うぅ~ん異常無いな~。
配線図を確認…各ドアのスイッチはボディー総合ECUに入ります。…ってヒューズブロックAss'y内?(以前もこんな修理があった様な)

ミラ3

総合ECUまでの配線に異常は…途中のジャンクションハーネスを抜いて点検…あっ!端子の何本かに青錆が発生してるではありませんか(゚д゚)!
この青錆が悪さをしてる可能性が有りますね。これは何とか対処しないと!

ミラ5

部品屋さんに確認したところ運良くカプラー単体で部品が出るとの事です。
端子の位置を確認してカプラーから端子を1本づつ慎重に抜いていきます。(◎_◎;)
青錆の付いた端子を磨いた後に接点グリスを一本づつ塗り新しいカプラーへと挿入。

ミラ4

カプラーの刺さる側にも青錆が見受けられます。こちらはジャンクションハーネスAssyで部品が出るので新品へ交換します。

緑青(ろくしょう)(青錆は、銅や真鍮などの金が空気中の水分と反応して酸化することによって発生する錆の一種です。接点の接触不良に属なる原因の一つです。

ミラ6

そしてこちらが今回の最終ボス?ボディー総合ECUです。ヒューズブロックAssyを外した裏側に隠れていました。
無事交換し何日間もドアロックを掛けイモビライザーのホーンが鳴らない事を確認し、お客様へお返ししました。
突然ホーンが鳴ったら近所迷惑ですし焦りますよね。
   担当整備士T.S

2023.05.02

H16 SK82TN 20万㎞オーバー ニッサン バネット エンジン異音及び不調

走行中にエンジン音が大きくなり、走行不能になった。と修理依頼を頂きました。

ばねっと2

とても自走出来ないとの事で弊社所有の積載車にて引取に伺いました。

点検の結果…なんと!
№2シリンダーのスパークプラグが抜けているではありませんかー(゚д゚)!こんな事って…

ばねっと5

通常スパークプラグはシリンダーヘッドにネジ式で締めてありますが、シリンダーヘッド側のプラグホールのネジ穴がダメになってスパークプラグを締め付ける事が出来ません。
原因は異常燃焼等などが有りますが正直不明です。

ばねっと6

お客様に状況説明と走行距離の事も考慮して中古のエンジンに載せ替えを提案し了承頂きました。

程度の良い中古エンジンが見つかり、早速載せ替えです。
故障したエンジンを外し、中古エンジンにミッションをドッキングです。
「今まで調子良く動いてくれてありがとう(;ω;)」

ばねっと7

普段の整備では中々状態を確認出来ませんが、エンジンと車体の間に取り付けているゴムマウントに切れが発生してましたので、新品に交換です。この部品はエンジンの振動をなるべく車体に伝え無い様にする大事な部品です。

ばねっと4

ミッション側のゴムマウントも忘れず新品に!
壊れた部品の交換だけでは無く一緒に交換や今後の予防となります部品の説明と提案もさせて頂きます。
中古部品でお客様のお財布にも優しいです。
20万㎞オーバーでも修理次第ではまだまだ現役ですね。

   担当整備士K.S

2023.04.09

H6 トヨタ ソアラ E-UZZ31 69119Km 水漏れ

今回は非常にレアな車の修理のご紹介です。H6 UZZ31ソアラの水漏れ修理です。

ソアラ2

ソアラ若い方が聞いた

何それ?ってなりそうな位に最近ほとんど見なくなりましたね。

それも4.0ℓV8 1UZ

エンジンのエアサ

スです。
※エアサス:金属の巻ばねの代わりに空気で膨らました風船の様な物をばね代わりにしたサスペンションです。昔は高級セダンなどに採用された豪華品でした。

ソアラ6

お客様よりラジエーターからの水漏れで交換の依頼を受けたまりました。

写真では見ずらいですが、アッパータンクにヒビが入

ってますね。H6て…29位前の車ですので経年劣化等によるりヒビが入ったかと思われます。
オーバーヒートまでに至って無く良かったですね。

そあら5

お客様からの社外新品のラジエーターの持ち込みで交換させて頂きました。
これ位の年式になりますと調べておりませんが純正新品は廃盤になっている可能性が高いですね。
無事交換も終わり、新しい冷却水を挿入してエア抜き完了。低年式の自動車もメンテナンス次第ではまだまだ現役ですね。…部品の供給廃止や経年劣化などのリスクはありますけど…。それなりの出費の覚悟は必要です。

ソアラ4

う~ん…シート本革。内装豪華ですね。非情にバブリー(死語)な車ですね。
弊社ではお客様からの部品の持ち込みでの修理依頼もお受けしてますので、お気軽にご相談お待ちしてます。
因みにあまりにも
低年式で貴重なお車の整備はお断りさせて頂く事が有りますのでご了承下さいm(__)m

      

      担当整備士:K.S

2023.03.26

H20 三菱デリカD5 CV51W 83963Km 水漏れ

車の下に水の様な漏れた跡が有ると点検依頼を頂きました。

この上でダブルクリック - 見出しの編集

デリカ2

どうも車の前方より地面に液体の垂れた跡が付いていたとの事でした。
前方と言えばラジエーターが怪しい…っと何気にクリル下の吸入口から覗いてみたら。
あっ!!ラジエーターのサイドタンクにヒビが入ってそこから冷却水が漏れてるではありませんか!

デリカ3

早速お客様にご了承頂き新品ラジエーターへの交換を実施しました。
まずは残っている冷却水を抜いて、フロントバンパー及びラジエーターを固定している部品等を外していきます。

※左写真では分かりにくいですが、ヒビが入っていた付近にエアコンコンデンサーが取付て有りラジエーターの樹脂タンクの劣化?コンデンサーの振動?により良くこの位置にヒビが入るそうです。

デリカ5

ラジエーターが外れました。
冷却ファンも外し、新品のラジエーターに付け変えて先程の逆に取外した部品を組み付けていきます。

※純正新品ラジエーターは非常に高価なので同等性能でリーズナブルな社外新品を使用しました。ラジエーターだけでは無く色々な社外部品がありますので、弊社では
お客様のお財布にも優しい社外新品部品もおススメさせて頂いてます。

デリカ4

無事組み終わり、新しい冷却水を注入ごエアー抜きをして完了です。

車も冷却水が漏れてオーバーヒートすると大変な修理費が掛かる可能性が有りますので、皆様も愛車の駐車場に液体等の垂れた跡が有りましたら一度弊社にて点検をおススメします。早期発見の方がが修理費を安く出来る可能性が高いです。
        担当整備士:T.S

2022.12.27

H27 日産 エクストレイル NT32 65006Km エンジンルーム内よりうなり音

以前よりエンジンルームよりうなり音?が時々していたが、最近頻繁になり音も以前より大きくなった。
と、修理依頼を頂きました。 
※R5/1/27日産よりリコールの発表がありました。(オルタネーター交換)

早速点検させて頂きました。
エンジン始動で確かに”ウィ~ン”とうなる様な音が発生してます。
聴診器を当てて怪しそうな箇所を点検です。ファンベルトで駆動している、ウォーターポンプ異常無し。オルタネーター(充電器)…んっ?何だか変な音が出てる様な。そしてそのすぐ下に付いているアイドルプーリーこれも音が出ている様な(~_~;)…分からない!

こうなったら、ベルトを外して単体を手で回してみよう。
オルタネーター…”ゴロゴロ音”がしています。アイドルプーリー…
微妙ですが若干音がきこえます。

と言う訳で今回もオルタネーターはリビルト品の利用です。あとアイドルプーリーとファンベルトも一緒に怪しい部品も含めてご見積りの上お客様よりご了承頂きました。
因みに純正新品のオルタネーターは13万円程…(◎_◎;)高い~!!
無事部品の取替完了しエンジン始動バッチリ異音は止まりました。良かった良かった(*^_^*)
リビルト品使用で部品代が約半額位で済みました。お客様にも喜んで頂けました。ありがとうございました。     
担当整備士T.S

※R5/1/27日産よりリコールが発表されました。 
アイドリングストップ付車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。万が一、周辺部品に整備時等でこぼれたエンジンオイル等の可燃物がある場合、ECOモータ故障に伴う熱風と火花が開口部から吐出し周辺部品が焼損することがあり、最悪の場合、火災にいたるおそれがあります。
との事で日産より今回弊社にて交換しましたオルタネーター(ECOモーター)のみの部品代と工賃の金額をお客様へ返金するのと、対策追加部品を取付ける対応でした。
                    

2022.12.27

H23 S321G アトレー 90318Km エアコンコンプレッサー断続的にON、OFF繰り返す

エアコンONにするとカチカチ音してエンジンの回転が断続的に上がったリ下がったりして、エアコン効かない。と修理依頼を頂きました。

ハイゼット5

早速点検させて頂きました。
エアコンゲージを繋げてエアコンガス圧を点検、確かにガス圧が上がろうとすると”
カチン”とエアコンコンプレッサーマグネットクラッチが切れてガス圧がい一瞬下がってと思うと再び”カチン”と入るの繰り返しです。
うぅ~ん!恐らくこの様な症状はエアコン配管内の詰まりの可能性が高いです。
そしてダイハツ系の良く詰まる箇所…上記写真の圧力センサーとHキャップの付いている四角い金属の配管内のフィルター部の詰まりが多いです。

ハイゼット3

早速、ご見積りを出した後にお客様にご了解を得て修理させて頂きました。
圧力センサーの高圧配管とこの様な場合は一緒にエキスパンションバルブ圧縮された液状の冷媒を霧状にして噴射させる)と各Oリングも交換します。
作業開始…エキスパンションバルブの交換.せっ狭い!エアコンコンデンサーとラジエーターを外した方がやりやすいそうですが、何とか何とか…う~んもうちょっと…良し!

ハイゼット4

各部品取替え完了。
弊社自慢のエアコンガスメンテナンス機で真空引き及びオイル補充し規定量のエアコンガスチャージ完了。
エンジン始動しエアコンスイッチON。
カチカチ音無し、ガス圧力正常。
しっかりとエアコンも効いてます。
ありがとうございました。無事修理完了しました。
           担当整備士:T.S

2022.11.17

H26 スバル ステラ LA100F 右ウインカー消えない(点灯しっぱなし)

右ウインカーが消えず点灯しっぱなしで、ディマースイッチ(ウインカー操作レバー)を操作しても変化しな

い。との修理依頼を頂きました。

正面

右側のウインカーが点灯しっぱなしです。おまけにエンジンスイッチオフでも症状変わらない!(゚Д゚;)

…バッテリー上がります。

ユニット

とりあえずウインカーリレーを点検してみよって…えっ!リレーがどこにも見当たりません。もしかして嫌な予感(~_~;)
何とヒューズブロックAss'y(上写真のベージュ色の物)の内部に取付てあるそうでリレー単品では部品供給が無いそうです。

比較

普通リレー単品なら2~3000円位ですが…これだけ全部交換ですと、う~ん高価になりますよね!(*_*;ビックリ価格
お客様に見積をご連絡し了解を頂きヒューズブロックAss'y
を交換させて頂きました。

基盤

交換後、無事正常に戻り良かったです。
交換後ヒューズブロックAss'yを分解(非分解です)しましたら中から基盤に色々なリレー等がハンダ付けして有りました。
この中のどれかが今回悪さしているウインカーリレーです。
リレー1個不調でこれ全部交換とはちょっとリスク高いすね。
      
      
     担当整備士T.S

2022.10.04

H21 スバルレガシィ BR9 VDC警告灯点灯。

H21 レガシィ BR9 107,779㎞走行 メーターパネル内に多数の警告灯が点灯したとの事で点検依頼を頂きました。

まずメーターパネルを確認。
VDC※、電動パーキングブレーキ、ブレーキの警告灯が点灯してます。

VDC(ビークルダイナミクスコントロール)
コーナリング中に車が滑り出しそうになった際には、この装置が効果を発揮します。クルマの走行状態を各種センサーで常に検知し、理想の走行状態に近づけるようドライバーをアシスト。コントロールの限界付近では、4輪個別のブレーキ制御、エンジン出力制御、AWDトルク配分制御などを行い、横滑りなどクルマの不安定な挙動を抑えます。

早速スバル専用診断機を繋げて故障コード点検。

・C0074:マスター   シリンダ圧センサー

出力異常。
・C0264:
VDC通   信系異常。

修理書道理に各所点検…配線等異常無し。
VDCユニットまでの電源異常無し。

VDCユニット(ABSハイドロリックユニット)故障の可能性が高いです。
っと言う事でお客様にご連絡。『VDCユニットの故障の可能性が高いですが新品の部品代だけでも24万円程ですので工賃も含めますと…』
お客様「中古でお願いします。(゚Д゚;)」
『分かりました保証は有りませんのでご了承下さい』
※右が中古品ですが中古でも結構な値段です。

VDCユニット取替、ブレーキオイルのエア抜きも完了。
診断機にて各センサーの学習及び点検の結果…
正常。

エンジンスタート!
…緊張の瞬間(-"-)
メーターパネル内の各警告灯は無事消えました。
良かった(*^_^*)
ありがとうございました。  担当整備士T.S

出来れば純正の新品部品を使用した方が良いですが、お客様にもご予算と事情がございますので、弊社ではリビルト品、社外新品、中古品(保証無)もご対応いたしますのでお気軽にご相談下さい。